開発時期:2017年
開発者:AmpiTa Project
開発言語:Visual BASIC言語(Visual Studio 2010)
背景・概要
ヤマト運輸や日本郵便などで荷物を送るときに追跡番号を貰う事ができますが、これを受取人にあらかじめ通知することで、相手は荷物の状況を知る事ができます。
番号だけ送って、あとは勝手に調べてくださいというネット通販も散見されますが、ダイレクトに表示できるリンクを送ってもらった方が便利です。
そう思ったので、自身の業務支援用というか、知り合いへ送付するレターパックなどの案内用に、公私兼用として作成しました。
追跡番号
大手の宅配企業は、宅配伝票に十数ケタの固有番号を付けており、その番号は業者内での管理にとどまらず市民も検索できます。
ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便などそれぞれにシステムは異なりますが、内容はだいたい同じです。
運送業者が用意した検索サイトで追跡番号を入力すれば、その荷物がどこの拠点を何時に通過したかわかります。
輸送業者指定サイトを自ら開いて、追跡番号を入力すれば良いのですが、その追跡ページを直接開くリンクを作る事も可能です。
最近は多くのECサイトが、発送連絡のメールに追跡サイトのリンクを貼ってくれるようになりましたが、以前は『追跡サイトに伝票番号を入力すると確認できます』という文言と追跡番号だけ送ってくるものもまだまだ多いので、改善の余地はあります。
使用方法
使用方法はシンプルですが、少し面倒です。
最初に配送会社を選ばないといけません。ここを改善する方法はまだ見つかっていません。
伝票番号は12ケタや16ケタなど色々とあると思いますが、その運送会社の番号通りに入力すれば問題ありません。
『配送追跡URL生成+クリップボードにコピー』を押すと、自動的にリンクを生成してクリップボードにコピーするので、そのままメールなどにペーストできます。
さらに『ブラウザで確認』まであるボタンを使えば、自動的にブラウザを立ち上げて追跡サイトが開くか確認できます。
冒頭で申し上げた通り、運送会社を選択する都合上、どうしてもそこでミスが発生するので『ブラウザで確認』は必ず行った方が良いと思います。
無償提供中
本ソフトウェアはVestorさんの協力の下で無償配布しています。ダウンロードご希望の方はVectorさんのウェブサイトをご参照ください。
おわりに
このソフトウェア自体の評判は聴いたことがないのですが、リンクを付けてメールを送ると感謝されることがあります。
特に契約書などをレターパックで送る場合は、先方も気にされるので、追跡番号が共有できると良い事が多いです。
若干のプレッシャーかもしれませんが、追跡番号のリンクを付けて送付案内をメールしておくと『到着しました』という連絡も折り返して頂ける気がします。当然ながら、こちらでも到着確認はできるのですが、システムの都合で誤配しても配達済みにはなってしまいます。
今のところ、追跡番号に企業色が出るようなことがないので番号だけで運送業者を読み取ることができませんが、いずれは自動化したいと思います。